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顧客像の拡大

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顧客像の拡大/経営者のあなたにとって顧客とは? 

顧客像について考えてみます。

経営者のあなたにとって「顧客」とは単に商品や役務の販売相手だけでしょうか?

ビジネスは商品やサービスを提供して、対価を得ることです。

その取引相手が顧客である、というのが通常の顧客像だと思います。


顧客志向、顧客満足の経営姿勢では、

満足を感じて欲しいであろう顧客対象は、

すでにその商品を「購入した」お客さん(購買時点満足)や

「購入する前」のリスティングされたお客さん、

もしくは、「購入後」のリピート接触における常連客、

等に分けられると思います。

顧客育成マーケティングでいうところのアクイジションとリテンションのフレームワークです。


いずれにしてもわたしたちは、

商品と対価(お金)の交換相手のことを顧客と呼んでいます。

商品販売フローの中でお金を払ってくれる相手です。


しかし、あなたが時流に流されない、流行や集団に媚びない、

創業のすべての責任を引受ける孤高の経営者の自覚があるなら、

さらに顧客像の範囲を広げる必要があります。

お金を払ってくれるお客さんだけが、顧客でないことに気づいて下さい。


抽象的には、ビジネスを統括する経営者が

商品を販売しています。

でも、お店の商品ケースの前でお客さんに具体的に説明するのは

お店の店員であり、あなたのビジネスの従業員です。

訪問営業が主な業態なら、

営業パースンがあなたの商品を直接お客さんに売ってくれます。

工場では優秀な従業員が設計どおりに高品質の製品を作ってくれます。

経営者は彼等にお金を払って、労働力というサービスを買っています。


仕入れ先はどうでしょう?こちらが物を買う立場です。

受け渡す商品とお金の位置が逆転するだけで、

等価の交換取引に変りありません。

あなたはお金を払い、相手は、ものやサービスを提供します。

下請けに不当な値下げ要求や支払い遅延で困らせていませんか?

それらは継続的安定的な取引関係を阻害する要因となります。


あなたのビジネスの最終的なユーザーに製品が行き着くまで

多くのサポーターが協力してくれています。

このひと達を顧客と呼ばないでなんと呼べるでしょうか?


そしてさらに、ビジネスを脈動させる血液を供給してくれる

出資者、資金供給者も顧客ではないでしょうか?

事業を拡大したい時には、なるべく安定株主に

高い値段で、多くの紙切れを売らねばなりません。(笑)


そして、最後に一番身近で、弱みもよく知っている存在。

それは、家族です。

孤高の経営者には、関係する多くの人に生活力を供給する責任があり、

その自覚と重圧で夜も眠れない日々が続くこともまれではありません。

その重圧から来るストレスのせいで「だれに食べさせてもらっていると思うのか」

ほかならぬ家族に暴言を吐くことがあるなら、

家族こそ、自分の最高の「顧客」だといってみましょう。


あなたの心の財布に生涯富をもたらし続けてくれる超お得意先。

顧客の喜ぶ顔が、責任と不安と重圧の重しを軽くしてくれます。

顧客の喜びが自分の喜びとなる時、周囲に対する心からの感謝が湧き出します。


ありがとうございました。

更新 2012-03-17 (土) 07:35:42

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